飲み物の糖分に関する強調表示の違い

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市販されている飲み物で、【微糖】とか【低糖】【無糖】といった糖分に関する表示ありますが、これら糖分表示の違いやその基準というものをご存知でしょうか?

糖分に限らずカロリーや脂質など、ある特定の栄養成分が「多い」「少ない」といったことを強調して表示するためには、「健康増進法」という法律にある栄養表示基準で定められている基準量を満たしていなければいけないようになっています。

飲料の糖分含有量に関して強調表示をする場合の基準値

微糖・無糖・低糖飲料の糖分含有量に関して「含まない」や「低い」といった旨の強調表示をする場合には、下記のような基準値が定められています。

・糖類が100mlあたり0.5g未満の飲料製品
【無糖】【糖類ゼロ】などの表示を使用してもよい

・糖類が100mlあたり2.5g未満の飲料製品
【微糖】【低糖】【糖分ひかえめ】などの表示を使用してもよい

ちなみに、基準となる糖類はショ糖・果糖・ブドウ糖・乳糖・麦芽糖など、含まれている糖分の合計のことです。

また、「甘さひかえめ」などといった表現は、あくまでも味覚に関する表示であり、強調表示ではないとされているので、「糖類の含有量が少ない」という意味合いではないということに注意する必要があり、気になる場合には製品に表記されている栄養成分表示の糖類の量を確認することをお勧めします。

「糖質」と「糖類」の違い

糖分に関する強調表示について述べてきましたが、栄養成分表示では【糖質】と表記されていたり、【糖類】と表記されている場合があり、【糖質】と【糖類】の違いについて簡単に述べると、下記のようになります。

【糖質】
炭水化物から食物繊維を除いたものの総称であり、「糖類」も含む。

【糖類】
糖質から「多糖類・糖アルコールなど」を除いたものの総称。



腸内の悪玉菌の増殖を抑える抗体を発見

腸内環境に悪影響を与える悪玉菌だけを狙い撃ちしてその増殖を抑える抗体をマウスによる実験で発見したと、奈良先端科学技術大学院大学の研究グループが発表した。

この抗体は「W27IgA抗体(W27抗体)」と呼ばれ、大腸菌などの悪玉菌には攻撃し増殖を抑える一方で、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌には反応せず増殖を阻害しないことから、腸内環境を整えることで潰瘍性大腸炎やクローン病といった腸炎の治療法開発につながることが期待されます。

Yahoo!ニュースより参照抜粋