卵というのは栄養価も高く、料理の食材としても何かと重宝される食品の代表的なものなので、卵アレルギーだという人でもない限り、ほとんどの人が日常的に食しているのではないでしょうか?
ただ世間一般の通説としてよく耳にするのが、「卵はコレステロールが高いから、食べ過ぎには注意した方が良い」といったもので、中には「1日に1個まで」とか「最高でも2個まで」と決めているといった人もけっこう居られるようです。
では果たして、
・卵を食べ過ぎると本当にコレステロール値が高くなるのか?
・1日に何個までなら卵を食べても大丈夫なのか?
ということについてですが、これらの疑問についてはイロイロと研究が行われており、それぞれの研究結果などで若干の違いはあるものの、
卵を食べたからといって必ずしもコレステロール値を上昇させるとは限らず、健康体である人なら、毎日2個ぐらいの卵を食べていたとしても、血中のコレステロール値に変化を与えないという説が多いようです。
コレステロールの過剰摂取を気にするのは、健康を気遣う上で大切なことであり、意識しておくに越したことはないのですが、そもそもコレステロールというものは人間の体内(肝臓や小腸など)でも生産されています。
また、体内で作られるコレステロールの量というのは、食べ物から摂取したコレステロールの量によって調整されるそうで、食事などでコレステロールの高いものを摂取すると、体内でのコレステロール生産量は減らされ、血中コレステロール値が上昇しないようにバランスをとっているとのこと。
ただ、高脂血症の人などでは、このバランス調整がうまく機能していない可能性もあるため、食事からのコレステロール摂取量には注意する必要があるようです。
遺伝子の変異で、2型糖尿病の発症リスクが1.2倍に
運動不足や食べ過ぎなど生活習慣が主な原因と考えられている「2型糖尿病」を発症しやすくなる遺伝子を東京大教授の研究チームが発見した。
この遺伝子は「UBE2E2」と呼ばれるもので、この遺伝子の塩基配列に変異があると、2型糖尿病発症の危険性が1.2倍高くなると推定され、日本人の2型糖尿病患者の15%がこのタイプと考えられるとのこと。
Yahoo!ニュースより参照抜粋